エステの歴史とは?古代エジプトから日本・資格制度まで分かりやすく解説
古代エジプトに見るエステの起源
誰もが知っているクレオパトラ。
エステの歴史は、紀元前の古代エジプトやペルシャにさかのぼるとも言われています。クレオパトラが脱毛やスキンケアを行っていたことが、その原型とも考えられていますが、真偽のほどは定かではありません。
クレオパトラの美容法
とはいえ、この人物は美容に関する逸話に事欠かない存在です。調べてみると非常に興味深いでしょう。
例えば「ロバのミルク風呂」(乳酸による角質ケア)、はちみつやアロエを使った保湿、薔薇オイルによるマッサージ、そして天然素材を使ったワックス脱毛などが知られています。
美へのこだわりが非常に強く、研究熱心であったことは間違いないでしょう。現代のエステティックの考え方にも通じる部分が見受けられます。
エステは床屋から始まった?日本への導入背景
日本でエステティックの概念が広まったのは、昭和中頃(1950年頃)とされています。
それまでは髪結いや着付けが中心でしたが、西洋文化の影響とともに美容の考え方が変化していった時代です。
理髪店から始まった美顔術
エステの原型は、理髪店で行われていた施術にあるとも言われています。いわゆる「美顔術」と呼ばれるもので、徐々に一般に普及していきました。
また、1970年以降の好景気を背景に、人々の生活が豊かになるにつれて美容への関心も高まり、各地でエステサロンが開業されるようになったと考えられます。
フランスにおけるエステティシャンの社会的地位
ご存知の通り、フランスではエステティシャンは国家資格が必須です。
1年以上の専門教育と試験をクリアする必要があり、非常に難易度の高い資格とされています。
国家資格制度の特徴
学ぶ内容も幅広く、技術だけでなく解剖生理学や実務、さらにはフランス語能力まで求められる点が特徴です。日本のエステティックとは大きく異なる部分といえるでしょう。
このように厳格な制度があるからこそ、フランスではエステティシャンの社会的地位が高く、専門職としての信頼も確立されています。
政府公認という背景もあり、ベルギー、スイス、ドイツ、イギリスなどヨーロッパ各国でも同様の傾向が見られます。
日本のエステ業界の現状と課題
一方、日本では資格制度のハードルが比較的低く、誰でも参入しやすい環境にあります。
これは業界の拡大という意味ではメリットでもありますが、エステティシャンの地位という観点では課題も残ります。
業界の課題と現状
- 医師法との関係
- 美容師資格との棲み分け
- 理学療法士など他業種との境界
こうした点で、エステティックの立ち位置はやや曖昧な部分があります。
エステでは対応できない領域がある一方で、他業種がエステ領域へ参入してくるケースも増えています。
こうした状況に危機感を持つエステオーナーの方も少なくありません。
今後、制度が整備されていく可能性もある中で、自身がどのような方向性を目指すのかを考えておくことは非常に重要です。
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国際資格の重要性
エステティシャンとしての価値を高めたい、将来的に海外も視野に入れたいと考えている方にとって、国際資格は一つの大きな選択肢です。
「いつかは」と考えている方こそ、今のうちにライセンスについて情報収集を進めておくことをおすすめします。









